close
カイの迷宮 Lyrics & Chords By 谷山浩子
LyricsView Chords
printDownload as PdfPdf
冬空 遠い彼方から
僕の上に 雪は降りてくる
だまって 僕はみつめてた
その確かな 美しいかたち
心を持たない 氷の花たち
真白く輝く 北の音楽
世界が 僕の目の前で
ひらけていく 色鮮やかに
世界が 僕に告げていた
さあ その手でわたしをつかめと
鏡はかけらに 体は粒子に
心は言葉に こまかく割れていく
そして僕は ひとりになって
忘れたことさえ 忘れてしまった
そして僕は ひとりになって
雪の底で 白い夢を見てる
ガラスに描いた星の地図
透かしてほら 空を見てごらん
ガラスに描いた星たちが
ただ明るく 空を照らすだろう
たとえば孤独や 貧しさ 醜さも
年老い死にゆく 人のさだめさえ
僕は決して怖れはしない
僕はいつか さがしあてるだろう
すべての謎の 扉の鍵
確かなもの ただひとつの答
そして僕は ひとりになって
忘れたことさえ 忘れてしまった
そして僕は ひとりになって
雪の底で 白い夢を見てる
そして僕は ひとりになって
忘れたことさえ 忘れてしまった
僕のすみかは 氷の下
誰か僕を 僕を見つけてくれ